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本日も午後から登校。
絶対目覚ましはならなかったと思うｗｗｗ

なんだかんだで、２台あるうちの１台が不調っぽい感じ。
分解能が悪く、60Coの２本のピークが見えない。

・・・といっても皆さんにはちんぷんかんぷんでしょうし、
私としても説明できなきゃいけないので、補足をば。
長くなるので続きに書いておきます。

現在、放射線検出器をテストしています。
放射線にはα線、β線、γ線の３つがありますが、
おもにβ線、γ線を測るための検出器です。

基本的に、ある核種が出すγ線のエネルギーは決まっています。
たとえば、コバルトの同位体60Coでは、1173[keV]と1333[keV]の
２本のγ線を出すことが知られています。
[keV]というのは、エネルギーの単位で、「キロエレクトロンボルト」と読みます。
まあ、[J]（ジュール）や[cal]（カロリー）の親戚です。

さて、検出器に、あるエネルギーのγ線が入射したとき、
そのエネルギーに対応した電圧が発生します（そう設計してある）。
しかし、いかなる検出器でも、いわゆる「誤差」が生じてしまいます。
その「誤差」（を評価したもの）を「分解能」と呼びます。

分解能は入射したγ線のエネルギーにもよるのですが、
ほとんどは検出器の性能や、使用時の調整によって決まります。
当然分解能は小さいほど良く、わずか1[keV]の分解能の違いで、
検出器の値段で一桁分の差が出ることもあります。
これは今回の検出器とはちょっとほど遠い話ですがｗ

上で書いた60Coの線源は、比較的近い位置に２本のピークを持っています。
よって、分解能が悪い場合は、この２本のピークが１本になってしまいます。

・・・今、そういう状況ですｗ原因不明なのが痛いところ。