ポケモンについてのちょっとしたお話。

ポケットモンスターというゲームは、とにかくバグが多い。

おそらく、これは正確な表現ではないのだろう。
ユーザーがあまりにも多すぎて、普通では発見しないようなバグまで発見してしまう。
という状況がある気はするし、致命的なフリーズバグに関しては、十分対策されているため、
一概に他のタイトルと同様に扱うことはできないだろう。
続きに有名なバグと、その概略を記す。

初代で有名なセレクトバグは、本来は不可能なデータ間（アイテムとポケモンなど）において
値の交換をしてしまえるというバグであった。
これによって、いかなる種族のポケモンでも生み出すことができ、また、レベル調整なども自在であった。

金銀での増殖法は、これはバグとは若干違うが、セーブ時電源をあるタイミングで落とすと、
ほぼ１００％のタイミングでポケモンを２体に増やすことができた。
虫採り大会バグでは、新作にしか出ないポケモンを旧作に強引に持っていくことができ、
旧作限定技マシン等の関係上、注目されたこともあったようだ。

ルビー・サファイアでは、トリックバグというものが存在し、いかなるアイテムでも増やすことができた。
続いて発売されたＢＯＸでは、シビアではあるが金銀と同様にセーブのタイミング法でポケモンを最大３０体ずつ増殖することが可能であり、エメラルドに至っては、データ損傷の危険性なく確実に、しかも全くの制限なしに、ポケモンを最大５体ずつ増殖することが可能である。

さて、最新（といっても１年半近く前だが）のダイヤ・パールでは、発売後一ヵ月しないうちに、
２ちゃんねる内で私がＧＴＳの仕様をついた増殖法を編み出した。
若干キモいが以下に引用しておく。

---引用ここから

ダイパで道具増殖の技を見つけるスレ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/poke/1160205539/59

59 名前：名無しさん、君に決めた！[sage] 投稿日：2006/10/15(日) 20:43:52 ID:???
ついに発見されてしまったようなので昨日から暖めていた正解をカキコ

増やしたいポケモンＧＴＳで預ける。
ただし希望の相手はアグノム１０未満等の不可能ポケを推奨。
不可能ポケも前作までのだと改造がいたりするので注意。
預ける際に「はい」を選ぶと、「状態の確認中」の表示がでる。
そこから預け状態に移行するまでの通信時間は16.5～18秒（当方の環境）
通信が成立する直前（当環境では17.5秒）にwi-fiコネクタの設定でアクセスを拒否するとしばらくしてからエラー画面がでる。
預ける場面に行ってしまった場合は失敗。遅すぎたという事。
この場合は、一旦接続を切り、入り直す必要がある。
おすすめとしては17秒までは待って通信成立した際は引き取り直しを繰り返し、機会を待つこと。
やるたびに秒数は違うのでなかなか難しい。
環境によっても違う可能性があるが、自分の通信が最長何秒間なのかを測り、その直前１秒以内で拒否すればよいと考えられる。

ポケモンやデータ消えても責任は持てないので自己責任でよろしく。
ちなみに４時間やって成功４回。確率は極めて低いのでやる人は頑張ってｗ

---引用ここまで

なお、現在ではルーターのＬＡＮケーブル引き抜き法(増殖スレ有志により発見)によって、
８割以上の成功率になっていることも付記しておく。
この増殖法が広まるにつれ、アグノム１０未満砲なるものが横行し、Wi-Fiコネクションにおける「求）アグノム10未満」や「求）ダークライ・シェイミ・アルセウス」は不可視処理されるなど、増殖界隈においては、さまざまな出来事があった。

そののち、アイテムに関しては、トリックバグと同様に無制限に増やせるメタモンバグが発見され、今作前作合わせて、増殖は容易なものとなった。

長くなったので続きは明日。